MY STORY / FINDING MY OWN GROUND
私が
この場所を
つくるまで。
他人の成功論から、自分の人生へ。
なぜ私は、世間で「うまくいく」とされる方法を
懸命に試すほど、崩れていったのか。
そのパターンを読み解き、自分に合う土台を見つけるまでの記録です。

THE FIRST MISREADING
「足りない」のではなく、
合わない正解を
生きようとしていた。
一般的な成功の道を進むことを期待される一方で、私の感受性や志向は、家族が大切にしていた価値観と噛み合いませんでした。
それでも私は、結果が出ない理由を自分の努力不足や欠陥だと考え、さらに外の基準へ自分を合わせようとしました。いま振り返れば、足りなかったのではありません。自分の特質と、選んでいた方法が噛み合っていなかったのです。
過去の記録は、苦しみを並べるためではなく、どのような前提と選び方が同じ問題を繰り返し生んでいたのかを読み解くために再構成しました。
FROM SELF-BLAME TO STRUCTURE
自分の欠陥だと
思っていたことを、
構造として読み直す。
- 01私には才能がない
才能がないのではなく、力の使い方と置く場所が合っていなかった。
- 02私は可愛くない
愛されるために、別の誰かになる必要はなかった。
- 03私は人から理解されない
理解し合える関係と、伝わる言葉を選ぶ必要があった。
- 04私は人と違いすぎる
違いは欠陥ではなく、私の視点をつくる材料だった。
- 05私は愛される価値がない
私が私を愛していないから、そう感じるに過ぎなかった
- 06私は、取り足らない存在である
既存の尺度では測れない、自分固有の土台があった。
A PATTERN IN CHAPTERS
崩壊の反復から、
パターンの発見へ。
ばらばらに見えた出来事の背後に、同じ前提と選び方が繰り返されていないか。人生を時系列で読み直すと、一つの構造が見えてきました。
- 20–25OUTSIDE ANSWERS
外の評価で、自分の価値を証明しようとした。
20歳の失恋をきっかけに、強い自己否定や心身の不調を経験しました。苦しさの理由を自分の弱さや欠陥だと考え、うまくできない自分をさらに責めました。
就職してからは、仕事や社会的な評価で自尊心を補おうとしました。人から求められることを、自分のなすべきことだと判断し、自分の特質を知らないまま、外の世界で役に立つことへ懸命になりました。
- 26–34LOVE · WORK · DEPENDENCE
合わない成功法則を、さらに強く実行した。
恋愛の苦しさの因果と解決を占いに求め、仕事では人一倍頑張る。結婚や離婚、自律神経の不調を経験しても、私が選んだのは、もっと努力し、もっと正しい答えを探すことでした。
頑張れば変わると信じて走り、疲れ切ると何もできなくなる。その循環から見えてきたのは、努力不足ではなく、自分の特質と異なる生き方を正解として追い続けていたというパターンでした。
- 35–45DESCENDING WITHIN
苦しさを、個人の欠陥ではなく構造として研究し始めた。
35歳で「カウンセリングサロン生きる力」を始めました。私の本質や失われた声を理解してくれる心理セラピストとの出会いをきっかけに、苦しさを単なる性格や努力不足として扱わず、繰り返すパターンとして読み始めました。
深層心理、言葉以前の無意識、身体の感覚、関係性に表れる心の動き、生まれ持った構造を横断して研究しました。問題を消すことよりも、その人が自分から離れていく仕組みと、自分に戻る道筋を見分けることが仕事の核になりました。
- NOWSELF-STANDING
自分だけの土台を見つけ、そこから立つ援助へ。
2006年の「恋文屋.com」、2008年のサロン開設、占い依存克服カウンセラーとしての活動、2017年からの虎ノ門での実践へ。自分自身のパターン分析は、一人ひとりの人生を個別に読み解く仕事へつながりました。
自分らしい生き方は、誰かの成功論の中にはありません。その人固有の特質、心の動き、関係、時間の流れを読み、自分だけの土台を見つける。そこから自己立脚し、その人自身になっていく個性化の過程を支えています。
THE PATTERN I HAD TO UNDERSTAND
努力が足りなかったのではなく、
努力を置く土台が
違っていた。
西洋占星術という一つのレンズで見ると、私の出生図のキロンは、社会的な役割や達成を表す10ハウスの牡羊座20〜21度にあります。私はここを、自分の力で社会に立とうとする情熱と、既存の成功軸では自分の力を正しく測れない傷が重なる場所として読んでいます。
一般的な成功法則を追うほど、頑張りが自分の特質から外れ、築いたものが崩れる。その原因を、長いあいだ努力不足や自分の欠陥だと思っていました。けれど、心理、深層心理、生まれ持った構造、時間の流れを重ねて読むうちに、問題は「頑張れない自分」ではなく、自分に合わない土台の上で頑張り続けることだったとわかりました。
簡単にうまくいった誰かの方法が、
すべての人に合うとは限りません。
合わない方法を正解だと信じるほど、
「自分が悪い」という傷は深くなります。
家庭や資産など、世間で成功の証とされる形を持っていないことに、今も傷つくことはあります。けれど、その事実を人生の失敗と断定するのではなく、自分は何を生きる人なのかを読み直せるようになりました。私は、自分に合わない自己啓発や成功法則が傷を深める危険に、警鐘を鳴らしたいと思っています。
HOW I SUPPORT INDIVIDUATION
パターン分析から生まれた、
私の援助の軸。
- 01
一般論より、個別のパターンを見る
簡単にうまくいく方法を当てはめる前に、その人に何が繰り返され、どこで自分から離れているのかを読みます。
- 02
うまくいかない理由を、努力不足にしない
能力や意志の弱さで片づけず、その方法や環境が本人の特質に合っているかを見分けます。
- 03
その人固有の土台を見つける
心理、身体、関係、生まれ持った構造、時間の流れを、一つの人生として捉えます。
- 04
自己立脚と個性化を支える
世間の成功軸に合わせるのではなく、自分の足で立ち、自分自身として生きる道筋を尊重します。
YOUR OWN GROUND
私が提供したいのは、
誰かの正解ではなく、
その人自身が立てる土台です。
自分らしい生き方は、
他人の誰かの成功論の中にはありません。
その人に起きていることを、その人の特質から読み、
自分の人生を自分で選び直せるところまで伴走します。
一人ひとりの自己立脚と個性化を尊重することが、私の援助の原点です。